【 関数 】

■アイテム追加

alife():create("アイテムID", db.actor:position(), db.actor:level_vertex_id(), db.actor:game_vertex_id(), db.actor:id())

引数:
アイテムID:文字列型
アイテムID以外は固定値。上記の通りに記述する。
文字列を指定する場合は例のように「"(ダブルクォーテーション)」で括る。


戻り値:
なし

使用例:
alife():create("wpn_rpg7", db.actor:position(), db.actor:level_vertex_id(), db.actor:game_vertex_id(), db.actor:id())

この例を実行するとイベントリの中に「wpn_rpg7(ロケットランチャー)」が出現する。



■ゲーム開始フラグ取得

xr_logic.pstor_retrieve(db.actor, "x_first_run", true)

引数:
固定。上記の通りに記述する。

戻り値(フラグ型):
true :ゲーム開始直後である。 false:ゲーム開始直後ではない。

使用例:
if (xr_logic.pstor_retrieve(db.actor, "x_first_run", true) == true) then ゲーム起動時にのみ行いたい処理 end

この判定処理を行った後、ゲーム開始フラグを下ろす作業を手動で行う必要がある。
つまり、常に後述の「ゲーム開始フラグ設定」とセットで使われると言う事。



■ゲーム開始フラグ設定

xr_logic.pstor_store(db.actor, "x_first_run", false)
引数:
固定。上記の通りに記述する。

戻り値:
なし

使用例:
if (ゲーム開始直後であるか?) then ゲーム起動時に行いたい処理 xr_logic.pstor_store(db.actor, "x_first_run", false) end



■文字列一致判定

string.find(文字列1, 文字列2)

引数:
文字列1:文字列型
文字列2:文字列型


戻り値(フラグ型):
true :一致 false:不一致

使用例:
if (string.find(obj_name, "repair_kit") == true) then アイテムIDが"repair_kit"であった時に行う処理 end

この例では文字列1には文字列情報が格納された変数「obj_name」を、文字列2には変数を使用せずに文字列を直接指定している。



■装備アイテム情報取得

db.actor:item_in_slot(装備スロット)

引数:
装備スロット番号:整数型 1:サブ武器スロット 2:メイン武器スロット 6:防具スロット

戻り値(構造体):
アイテム情報

使用例:
local item_in_slot_1 = db.actor:item_in_slot(1) local item_in_slot_2 = db.actor:item_in_slot(2) local item_in_slot_6 = db.actor:item_in_slot(6)



■アイテム耐久度取得

アイテム情報:condition()

引数:
なし

戻り値(小数型):
アイテム耐久度:「0.00〜1.00」の範囲。
「0.00」が0%、つまり完全に壊れている。「1.00」が新品状態。


使用例:
local item_condition_1 = item_in_slot_1:condition() local item_condition_2 = item_in_slot_2:condition() local item_condition_6 = item_in_slot_6:condition()



■アイテム耐久度設定

アイテム情報:set_condition(設定したい耐久度)

引数:
設定したい耐久度:小数型
「0.00〜1.00」の範囲で指定する。


戻り値:なし

使用例:
item_in_slot_1:set_condition(0.20) item_in_slot_2:set_condition(1.00) item_in_slot_6:set_condition(item_in_slot_6:condition() + 0.20)

この例ではサブ武器の耐久度が20%になり(回復ではない)、メイン武器が新品同様に、防具の耐久度が20%回復する。



■ランダム数値取得

math.random(最小値, 最大値)

引数:
最小値:整数型 最大値:整数型

戻り値(整数型):
指定した範囲内のランダムな数値。

使用例:
lucky_num_1 = math.random(1, 10)

この例では「1〜10」のいずれかの数値がランダムで返される。